宝くじで思うこと

年末から年明けにかけて,年末ジャンボ宝くじとか宝くじを買う機会が増えたのですが,友人からはいつも「お金をどぶに捨てているようなもの」とか,「驚いた,宝くじなんか買っているんだ」とか冷ややかな言葉をかけられています。でも,「夢を買うんだから」と自分を慰めながら,「もしかすると当たるかも」という下心にちょっと寂しさを感じたりしています。
さて,宝くじの当たりにくさは,よく当選確率は交通死亡事故に出会う確率より低い,とか,ジャンボ宝くじに当たる確率は,地球にいん石が衝突して人類が滅ぶ確率に等しいとかさんざんないわれようですが,今ひとつピンときませんでした。でも,ふとした機会に大阪の宝くじの話を聞いて,少し考えを変えました。それは,こういう話でした。
1988年に大阪で抽選が行われた近畿宝くじでのできごとでした。宝くじの番号は6ケタあるのですが,発売枚数の関係なのか最初の1桁目は1で統一してあったそうで,残り5ケタを電動風車式抽選機(数字の書いてある回転する板めがけて矢が飛んでいく仕組みの機械)を使ったそうです。番号は100000から199999の中から選ばれるわけですが,何とすべてのケタが1となってしまいました。つまり“111111”が一等の当選番号になったのです。
単純な確率の計算で考えれば,一等の当選番号はどんな数字の順番で5ケタになろうとも10万分の1(10の5乗分の1)と平等のはずですが,こうも1が並ぶと「あり得ないっ」という気がしてきます。それだけ宝くじは当たらないものだと改めて考えさせられた話でした。

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